1河瀨直美初期短篇集

  • 解説補足に各表記あり
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18歳で大阪写真専門学校(現・ビジュアルアーツ専門学校)に入学し、初めてフィルムキャメラを手にした河瀨は、本人いわく「乾いたスポンジが水を吸収するように」映像表現の面白さに取りつかれていった。自分のまなざしを通して切り取られた人物や風景がフィルムに定着されることへの喜びに満ちた最初の映像作品、自身の主演によるフィクション作品、以後の河瀨の活動を語るうえで欠くことのできない存在となる養母の「おばあちゃん」にキャメラを向けた作品、等身大の女性の生きざまを描いた卒業制作作品など、みずみずしい感覚にあふれた初期短篇をラインナップ。8mm、16mmで撮られた素材を今回の上映用にDCP・Blu-ray化した。

私が強く興味をもったものを大きくFixできりとる(5分・DCP・無声・カラー)1988(監・撮)河瀨直美私が生き生きと関わっていこうとする事物の具体化(5分・DCP・無声・カラー)1988(監・撮)河瀨直美my J-W-F(7分・DCP・無声・カラー)1988(監)河瀨直美パパのソフトクリーム(4分・DCP・カラー)1988(監)河瀨直美たったひとりの家族(13分・Blu-ray・カラー)1989(監・撮)河瀨直美小さな大きさ(13分・DCP・カラー)1989(監・撮)河瀨直美女神たちのパン(24分・DCP・カラー)1990(監)河瀨直美今、(5分・Blu-ray・無声・カラー)1989(監)河瀨直美幸福しあわせモドキ(20分・DCP・カラー)1991(監)河瀨直美

解説補足に各表記あり


  • 長瀬記念ホール OZU


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