4千羽鶴「映画監督 増村保造」より

  • 96分
  • 35mm, カラー

川端康成のノーベル文学賞受賞記念映画。元々市川雷蔵による企画だが、雷蔵の体調不良により平幹二朗が起用された。増村と若尾文子の最後のコンビ作であり、若尾は終始、荒い息づかいと熱に浮かされたようなたたずまいで、かつて愛した男の息子を同様に愛してしまう女性を演じている。

1969(大映東京)(監)増村保造(撮)小林節雄(原)川端康成(脚)新藤兼人(美)渡辺竹三郎(音)林光(出)京マチ子、若尾文子、平幹二朗、梓英子、南美川洋子、船越英二、新宮信子、北林谷栄、目黒幸子、松村若代、福原真理子、三笠すみれ


  • 小ホール


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